はてな・妄想テレビ 45

  ー私の中のひばりさんー 第19回

 

 司会 三雲孝江 安住紳一郎

 

 ゲスト

    北島三郎 真由子

 

 北島さんは大御所でありながら、美空ひばりさんからは、本当に

たくさんの事を学び、教えられたとおっしゃってます。

 北島さんがNHK紅白歌合戦で、初めてトリをつとめた時の紅組

のトリは当然ひばりさんでした。もちろん大トリです。

 最後にひばりさんが出ていらした時から、会場の空気は激変した

のを覚えてられました。

 ひばりさんの一曲で、直前に歌った自分の歌がぶっ飛んだぐらいの

凄さだったそうです。これがプロなんだ、自分もこうならなくてはと

心から思ったそうです。ここで、ひばりさんも北島さんもプロ中の

プロだった事が解るというものです。

 

 真由子さんは津川雅彦さん朝丘雪路さんご夫妻の娘さんです。

 いわば、ひばりさんと雪路さんは同じ世界で、芸能界の大スター

ではありましたし、かなり親しかったようですが、なぜか共演は

少なかったようです。共通点が多くライバル心がお互い強かったのでは

との見方もありました。お二人とも歌はもちろん、踊り、芝居も

超一流で、毎年大きな舞台は話題を呼びました。

 ひばりさんが亡くなってから知った方が多いと思いますが、雪路さんは

ずっとひばりさんの大ファンであった事を、テレビで悲しみと共に強い

言葉で公言致しました。

 それならば、もっと天才お二人の共演を拝見したかったとの思いがあふれる

人は多い筈です。

 真由子さんには、そんなお母さまのひばりさんへの思いとジャズとの

エピソードをお聞きします。

 

              エンディング曲 「人生将棋」